プリンスオブウェールズSの開催にあたりコース解説やらせていただきます。
コース全体は、簡単に言えばおにぎり。
特徴
- コース全体の高低差『22m』
とにかくこの22mの高低差がくせ者。
日本だとありえないコース。
プリンスオブウェールズSのスタート地点は長い直線を下にして、おにぎりの頂点の左側。
上の画像でいうと下り坂途中の1 1/4mの矢印のところ。
おにぎりの頂点に当たる部分がコースの底となる。
一応、名前があって、
『スウィンリーボトム』
と言われてます。
プリンスオブウェールズSではスタートから下り坂になっていて、コーナーを曲がって少し平坦を進んだ後、残り1200mから上り坂に入る。
残り1200mはほぼすべてが上り坂という過酷なコース設定となっている。
最終コーナーまでの直線(オールドマイルコース)が1番の急こう配。
おそらくは上がり切ったところが勝負所。
およそ600mのスパートが必要となりそう。
となると、やはり約2000mのレースとはいえ、日本の2000mとはわけが違う。
必要なのは、22mを駆け上がるパワー、これを走り切るスタミナと精神力。
さらには、画像や写真を見る限りは最終コーナーの曲率も大きく、かなりの急カーブ。
コーナーリング性能も試されそうで、器用さも必要になってきそう。
やはり、アスコットを経験したことのある馬など現地の馬から狙っていきたいところ。
グレナディアガーズが出走するプラチナジュビリーSは1200mで直線競馬。
画像でいうと、直線の6fと書いてある辺りがスタート地点となる。
下りはなく、ゴールまでひたすらに上っていくコース。
息を入れるタイミングは半分くらい進んだところの短い平坦部分か。
合流地点あたりが勝負所となりそう。
こちらは馬券発売があるかわからないが、レースは観戦しようと思うので注意してみてみることにします。
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